鉛筆を購入しましょう
どんな鉛筆を選んでも、描く練習はできますし、素敵な絵を描くこともできますが、 私の教室では、生徒さんがより早く、スムーズにデッサンに取り組めるように、３つの鉛筆セットの中から、 一番気に入られたものを選んでいただいています。 私が感じたそれぞれの特性と、簡単にきれいに削る方法を、わかりやすく、お話ししていきたいと思います。 また、今回ご紹介する鉛筆の選び方や削り方は、あくまで、私自身がやりやすかった方法です。必ずしもこの方法や選択が正しいというわけではありませんが、初めて鉛筆デッサンに取り組む方が効率よく、愛着の湧く鉛筆セットをご準備いただくご参考になればと思います。
一番よく見かけるのが、こちら。三菱鉛筆です。 これはハイユニというハイグレードのアート用鉛筆で、描き味がとても滑らかです。缶入りのセットは22本入りです。初心者の方は7本有れば大丈夫ですが、最初からフルセットをご希望でしたらご購入くださっても構いません。
次に、鉛筆デッサンの定番、ドイツのステッドラーのマルスルモグラフです。滑らかさと折れにくいことで定評があり、缶入りのセットが有るのもモチベーションアップになり、お勧めです。グラファイトのみのセットと、ブラックとのコンビのセットがありますので、お好みでお選びくださいね。
最後は、色鉛筆で有名なファーバーカステルの9000番です。深いグリーンの重厚感あるデザインで、創作意欲を掻き立てられますね。描き味は、他の2種と変わらず滑らかですが、セットされている鉛筆の濃度が少し違います。
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