〜透明水彩の世界②「薔薇の季節」〜
育てている薔薇たちが咲き始めました。アトリエ*メンバーの皆さんも今月は制作に大忙しです。
私もデモンストレーションで部分的に描いたり、自由制作に没頭したり、身近な愛でるものこそ、
自身の内的世界の表現にはもってこいのモチーフです。
とりあえず、慣れないTikTokでシェアしようとしましたが、自動で短縮され、音源も消えてしまいましたが、
もういいやとシェアしちゃいました。このサイトにお越しいただいた方には、
完成までの手順を書いておきますので、ご覧ください。いいねとフォローも忘れずにお願いいたします笑
この描き方は、ポイントをしぼって描きますので、3時間で仕上げられます。鉛筆デッサンをするつもりで色を置くのがコツです。
①大まかに構図決め、下書き。グラスとメインのバラはしっかりとデッサンする。
②いらない線を練り消しで消し、必要な線も極力薄くする。
③マスキングフィルムを白で残したいところに塗る。しっかり乾かす。
④背景から作っていくが、先に刷毛で画面に水をのばす。
⑤自由に背景作り。奥行き、透明感、影と光を見つけて、思い描く空間を作りましょう。
⑥メインのモチーフも同時に描いていきます。濡れている間に、しっかり陰影や色の変化を観察して、この段階ですでに抑揚がつくように描いておきます。
⑦絵具が乾いたらマスキングフィルムを指でこすってはがします。
⑧第二段階の着彩です。鉛筆デッサンの見方と同じように、しっかりモチーフを観察しながら、色を置いていきます。コツは最初に塗った美しい色を極力残すように塗ることです。
⑨第三段階、最終仕上げに入ります。見てもらいたいポイントは丁寧に細かいところまで描写します。鉛筆デッサンの仕上げを思い出して、1番と10番を再度確認。光と影、バルールも確認しましょう。