みんなが普通にしていることを1つ止める
って、どいうこと??
「絵が上手くなりたい」
何を基準にして自分がそう思っているか?考えてみてください。
「世間の人々の画力の平均レベルを物差しにして、その平均値よりもう少し上手に」
なんて思っている人はいるのでしょうか?
私の教室のメンバーさんは、皆さんプロの作品を見て、「こんな風に描けるようになりたいんです」
とおっしゃいます。
つまりは、目標の画力(=自分のゴール)は、プロに引けを取らない画力、ということですね!
ここで、高校の野球部のAさんと、帰宅部のBさんを例に挙げて考えてみます。
帰宅部だけれど、運動が得意でちょっと練習すれば上手くなれるBさんは、体育の授業以外、運動をしていません。
運動能力は別に飛び抜けてもいないけど、毎日のように部活に没頭して練習をしているAさん。
この二人がバッターボックスに立った時、自分の思うようにバットが振れるのはどっち?
答えは簡単ですね。
「時間」は技量を上げるために欠かせない要素です。
仕事に追われ、家事に追われ、自由な時間を作るのは、誰でも難しいと思います。
そこで「絵が上手くなりたい」と思っている皆さんに、ご提案します。
次の3つのうちの1つだけ、止めてみてください。
1 テレビを観る
2 ゲームをする
3 ネットサーフィンをする
例えば、「一週間だけ、頑張ってみる」でも構いません。
みんなと同じ事をしていては、いつまで経ってもみんなと同じままです。
日常の取捨選択が、制作活動を後押ししてくれると、私は考えます。